南信州の和菓子サイトmusubime

特集

和菓子コレクションページのタイトルの背景画像。植物でできたカゴにたい焼きが置いてある。

投稿日:2024.03.30あんこぎっしり、ずっしり きんつば特集

こんにちは、musubime運営のハルです。

みなさんは「きんつば」を食べたことがありますか?

南信州の代表的な和菓子で、有名店もありますよね。
薄い生地にあんこがぎっしり詰まっていてずっしりとした重みのある和菓子ですが、販売店舗によって形や模様、味が違うんです。

ボリュームのある和菓子のため、なかなか何個も買って食べる方はいないのでは、と考えて今回、和泉庄さん、はと錦さん、いとうやさん、松寿堂さん、4店舗のきんつばの食べ比べをしてみたのでそれぞれの特徴を写真と共にご紹介します。

和泉庄/大名大きんつば

江戸時代から一子相伝の技術を現在まで守り続けて製造をおこなっている和泉庄さん。
きんつばといえば和泉庄さんを挙げる方も多いのではないでしょうか。

きれな丸型の真ん中に刀の鍔(さや)のような窪みがあるのが特徴。

中に詰まっているつぶあんは今回紹介するものの中では一番甘さ控えめです。
つぶあんですが、しっかりつぶしてあるためこしあんに近い舌触りです。

価格は200円(税込)。

はと錦/殿様きんつば

和菓子、洋菓子合わせて200種類以上を取り揃えているはと錦さん。
ここに来ればなんでも揃っている万能な菓子店です。

大ぶりで実施理としていて堂々とした見た目をしています。

中に詰まっている自家製つぶあんは北海道産の小豆を使用。
豆の食感と味を強く感じることができます。
甘さは控えめですが、和泉庄さんのものよりは甘味があります。
2つに割ってみると他の3つよりもあんの色が薄いのが特徴です。

価格は180(税込)。

いとうや/大名きんつば

いとうやさんは凛とした佇まいの店舗を持ち、広々とした店内には上品で美しい和菓子が並んでいます。

刀の鍔をイメージしたきんつばの表面上部には特徴的な模様がついています。

表面の皮は他のものと比較しても薄め。

中のつぶあんには厳選した北海道産の極上小豆を使用していて、ツヤツヤしています。
4つの中で1番甘みがあるので「甘いものが大好き」という人にはぜひ食べていただきたいです。

価格は194(税込)。

松寿堂/きんつば

大正13年創業、開田高原・大鹿産の小豆を使用した小豆を使った自家製あんが特徴の松寿堂さん。

南信州のきんつばでは珍しく四角形のフォルムが特徴です。

半分に割ってみるとぎっしり詰まった小豆が現れます。
食べてみると豆の食感や味をしっかり感じられて素材を生かしたつぶあんだということがわかります。

甘さはしっかりあり、いとうやさんの次に甘みのあるきんつばになっています。

価格は151(税込)。

最後に

南信州のきんつばを4つご紹介しましたが、いかがでしたか?

同じきんつばと言ってもこうやって比較してみると、見た目、味、食感からはっきりとした違いを感じることができます。

他にもきんつばを販売している菓子店もあるので、ぜひ食べ比べをして自分のお気に入りを見つけてみてください!